食道炎のいろんな症状

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食道炎のいろんな症状

 

逆流性食道炎の症状

 

逆流性食道炎の主な症状は、胸焼け、

 

呑酸(どんさん:のどの辺りや口の中の酸っぱさや胃の中身が逆流する感じ)、

 

おなかの張り、喉(のど)のイガイガ感やヒリヒリ感、

 

胃もたれ、頻繁に出るげっぷ、頻度の高い咳き込み、胃痛

 

――などです。

 

また、胸焼けや呑酸により、ぐっすり眠れなくなった、

 

食べたいものが食べられなくなった、気分がさえない

 

――などといった症状を感じることもあります。

 

食道がんの症状

 

食道炎の検査の画像

 

食道がんの初期は無症状のことが多く、

 

20%ちかくが、検診や人間ドックで発見されます。

 

がんが進んでくると、原因の思い当たらない

 

肩こりや背中の痛みを感じたり、

 

食べ物を飲み込む時の胸の奥の痛み、

 

熱い物を飲み込んだ時のしみるような感覚、

 

食道での食べ物のつかえ、体重の減少、

 

むせるような咳(せき)や血の混じった痰(たん)、

 

声がすれ――などの症状が出てきます。

 

定期的な検診を受けることはもちろん、

 

このような症状が続く場合は、

 

早めに消化器科を受診することが大切です。

 

 

 

 

食道ポリープなどの食道良性腫瘍の症状

 

食道良性腫瘍の大部分は無症状で、

 

多くの場合、健診診断時のX線による

 

上部消化管造影や内視鏡検査で

 

偶然発見されます。

 

食道良性腫瘍が、

 

4〜5cmを超える大きさになると、

 

食べ物の飲み込みにくさ、

 

胸の圧迫感や胸やけを感じることがあります。

 

また、腫瘍の表面に潰瘍を形成して

 

出血を起こすものがあったり、

 

血管腫の場合には、

 

まれに大量出血を来すことがあります。

 

 

 

 

食道静脈瘤の症状

 

食道静脈瘤も胃静脈瘤も、それ自体は無症状です。

 

また、肝炎や肝硬変になっても、相当ひどくなるまで

 

気がつかずに生活している方もたくさんいらっしゃいます。

 

そこで、破裂して、突然、大量の血を吐いて

 

初めて気づくことが多いのがこの病気の厄介なところです。

 

また、時には便が黒いタール便となって出血に気づき、

 

検査で発見する方がいらっしゃったり、

 

敏感な方では、食べ物や飲み物などが

 

飲み込みにくくなったり、

 

胸がつかえたような感じがして検査をし、

 

発見される場合もあります。

 

 

 

 

食道裂孔ヘルニアの症状

 

食道裂孔ヘルニアがあっても自覚症状がなければ、

 

単にヘルニア状態にあるだけで問題とはならず、

 

治療は必要ありません。

 

自覚症状を感じたり逆流性食道炎を合併して、

 

初めて食道裂孔ヘルニアとして治療の対象となります。

 

食道裂孔ヘルニアの自覚症状は、

 

@胸やけ、

 

A胸痛、

 

Bつかえ感

 

――で、この症状は、

 

逆流性食道炎の症状と同じです。

 

草むしりで食道裂孔ヘルニアになった画像

 

特に、夜間就眠時(明け方の場合が多い)、

 

草むしりをするなど屈んだ姿勢を取った場合、

 

食後少したった時、

 

酒・たばこ・コーヒー・ココア・チョコレート・脂っこい食べ物などを

 

摂取した後――などに、

 

症状を強く感じるのが特徴です。

 

 

 

 

カンジダ食道炎の症状

 

最も多い症状は、嚥下困難、胸骨部の痛み、

 

嘔吐ですが、無症状の場合も少なくありません。

 

 

 

 

マロリー・ワイス・シンドローム(症候群)の症状

 

激しい嘔吐を繰り返すと、急激に上昇した

 

腹腔内圧が食道に加わり、

 

食道下部から胃の入口(噴門部)である

 

食道胃接合部付近の粘膜が縦方向に裂けることがあります。

 

この裂けた傷は粘膜下層まで達し、

 

粘膜下の動脈から出血し、

 

鮮血の混じった吐血をします。

 

 

 

 

ウイルス性食道炎の症状

 

ウイルス性食道炎の症状は、

 

飲み込む時の痛みと胸の痛みです。

 

臓器移植後の患者さんの場合、

 

単純ヘルペスによるウイルス食道炎は

 

臓器移植後早期に発症し、

 

サイトメガロウイルスによるウイルス性食道炎は

 

2〜6カ月たってから発症します。

 

AIDS患者さんの場合は、

 

サイトメガロウイルスによる感染が、

 

単純ヘルペスによる感染よりもはるかに多く、

 

いずれのウイルスによっても重度の

 

嚥下痛(飲み込む時の痛み)が起こります。

 

 

 

 

 

難治性逆流性食道炎の症状

 

逆流性食道炎の症状である、胸焼け、

 

呑酸(どんさん:喉(のど)の辺りや

 

口の中の酸っぱさや胃の中身が逆流する感じ)、

 

おなかの張り、喉のイガイガ感やヒリヒリ感、胃もたれ、

 

頻繁に出るげっぷ、頻度の高い咳き込み、

 

胃痛――などが治療を行っていてもなかなか治らない

 

難治性逆流性食道炎となると、

 

食道が詰まった感じがします。

 

 

 

 

食道憩室の症状
食道憩室の上部X線検査の画像

 

 

食道憩室は、ほとんどが無症状で、

 

多くの場合、上部X線検査、

 

内視鏡検査で偶然に見つけられます。

 

食道憩室のうち、食道の入口にある症状を

 

起こすものに、食道の入口にある内圧性のツェンカー憩室と

 

呼ばれるものがありますが、ツェンカー憩室は、

 

憩室内に食べ物が入って袋が大きくなることで食道を

 

圧迫し、食べ物が飲み込みづらくなったり、つかえる感じがします。

 

また、憩室のなかに食べ物が入ったまま横になると、

 

食べ物が逆流して誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を起こしたり、

 

袋にある食べ物が腐ることで口臭の原因になったりします。

 

 

 

 

非びらん性胃食道逆流症の症状

 

非びらん性胃食道逆流症の症状は、大きく

 

@定型症状、

 

A非定型症状

 

に分かれます。

 

まず、食道付近で起こる定型症状としては、

 

胸やけがする、げっぷがでる、胸の痛みがある、

 

胸のつかえ感や異物感がある

 

――などです。

 

非びらん性胃食道逆流症の症状に似た中耳炎の画像

 

また、食道外で起こる非定型症状としては、

 

声がかすれる、喉(のど)のあたりに違和感がある、

 

中耳炎、ぜんそくに似た咳が出る、

 

胸のあたりが痛む、虫歯、歯ぎしり、

 

睡眠時無呼吸症候群

 

――などです。

 

 

 

 

食道アカラシアの症状

 

食道アカラシアの症状は、まず嚥下困難、

 

つまり、食べ物が飲み込みにくくなります。

 

この他、胸やけやおう吐感を感じたり、

 

時として背中に痛みを覚えることもあります。

 

嚥下困難は、固形物ばかりでなく、

 

液体もつかえてしまったり、

 

つかえる時とつかえない時があるなど、

 

時々により症状が変動するのが特徴です。

 

なお、食道がんでは、嚥下困難が持続したり、

 

だんだんひどくなったりしますので

 

区別することができます。

 

このほか、飲み込む時に痛みを伴ったり、

 

胸痛などを感じることもあります。

 

また、食道内にたまったままの食べ物が、

 

横になった時に逆流し、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を

 

起こしてしまうこともあります。

 

 

 

 

バレット食道の症状

 

バレット食道の症状は、逆流性食道炎にみられる

 

胸やけや呑酸(どんさん)を訴える方が多いのですが、

 

まったく無症状の方もたくさんいます。

 

そこで、精密な内視鏡検査を行うと、

 

10〜20%の方にバレット食道が観察される

 

と報告されています。

 

検診を受診していない方の中には、

 

無症状のままバレット食道の状態が継続することでがんが発生し、

 

進行して症状が出るまで気づかないというケースがあると考えられます。

 

 

 

 

好酸球性食道炎の症状

 

症状は患者さんの年齢により異なります。

 

乳児期では哺乳障害、学童期では吐き気、

 

学童期以降では腰痛や飲み込みにくいといった

 

嚥下(えんげ)障害が主な症状です。

 

また、胸やけや胸の痛みを訴えるケースもあります。

 

好酸球性胃腸炎の場合は、

 

腹痛や下痢が主な症状です。

 

 

 

 

食道原発性悪性黒色腫の症状

 

食道原発性悪性黒色腫の症状としては、

 

食べ物が飲み込みにくくなることが多いと言えますが、

 

比較的腫瘍が柔らかで食道の動きが制限されにくいことから、

 

大きさの割に症状が出にくいという特徴があります。

 

 

 

 

食道化膿性肉芽腫などの食道良性腫瘍の症状

 

食道良性腫瘍の大部分は無症状で、

 

多くの場合、健診診断時の上部消化管造影や

 

内視鏡検査で偶然発見されますが、

 

食道化膿性肉芽腫は大きくなると、

 

食べ物の飲み込みにくさ、

 

胸の圧迫感や胸やけを感じることがあります。

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